2007/03/09 第8号 本当のゴールとは?

今回は、日本に一時帰国しておりまして、日本からの発行です。

昨日は、2歳の長男を一時的に保育園に預けるために「面接」に行ってきました。

クルマでのせていってくれた父親と「面接なんて。。。時代は変ったね~」なんて話しながら・・・

4日前、役場に行って「空きもないので、4月ぐらいから・・・」といわれたんですが、仕事が来週早々に始まりそうなので、急遽、朝役場にいって、空きのある保育園(といっても2箇所ですが。汗)で来週12日からお願いできないでしょうか・・・・と無理やりお願いし、役場の係りの人が、遠足に行っている園長さんを捕まえて電話してくれ、4時から面接をしていただけることになったのです。

夕方、面接に行ってびっくり!

トイレは普通の部屋と同じ床質で、小さいトイレが勢ぞろい!笑

おまるも3つぐらいあって、つかむ取っ手のところに、トイレットペーパーが備え付けられていました。

子供の洋服入れなどもボックスが独立していて、名前が・・・

おもちゃの中に、携帯があったのもすごい時代を感じました。笑

こども、携帯好きですからね~

いやしかし、ああいう整った環境は日本ならではなのではないでしょうかね。

アメリカなんかもそうなんでしょうか・・・

知り合いにメールしてみたんですが、まだ返事がありません。

帰ってきて家族に聞くと、そこはまだ新しいのでよけい整っているようですが、子供がやりたい!って思える環境になっているような気がしました。

やっぱり、環境って大事ですね~

わが長男は、「しつけが悪い!」と日本の家族に不評です・・・・

それともう一つ、地元の普通高校が多くの大学合格者を輩出したということで、ニュースをやっていました。

その高校、私立なんですけど、私が高校生のころは可もなく不可もなく・・・・

大学進学する人も片手で数えるほどの、いわゆる「さえない」、滑り止め的存在の高校でした。

ニュースによると、その高校では、3年前に「特進コース」という進学コースを作って大学合格に向けて生徒、先生、父兄が一緒になって大学合格に向けてがんばったようです。

今年は特進コースの一期生の卒業年。

高校側としては、今年、新しい試みの成果が出るわけです。

結果はどうかというと・・・・

国公立の合格者は、現在のところ50人、これは去年の5倍。

私立を含めると、のべ348人が合格したといいます。

どんな風にがんばったかというと・・・・

年3回の合宿。

受験シーズンには、学校に泊り込んで、12時まで勉強し、教室に布団を敷いて合宿。

夕食は、父兄が交代で学校の調理室で作ったみたいです。

授業をする先生もすごいし、泊り込んでまで勉強しようとする生徒もすごいし、それをサポートする父兄もすごいです。

生中継していた時間が5時過ぎていましたが、そのときも、背後で1年生が勉強していました。

入学時期から遅くまで勉強しているんですね。

今は、何でも学習塾とか家庭教師とか学校以外のものに頼っていますけど、本来なら、学校での勉強で充分ことが足りるはずなんです。

私が大学受験をしたときも、英語の先生には参考書を推薦してもらって、それを解いて、

放課後分からないところを質問したり、国語はいわゆる名作を読んで感想を読んで採点してもらって、小論文の練習をしたり・・・。

それで第一希望の東京外国語大学に合格しました。

ここは学科によってかなり偏差値の差があるので、私が「頭がよい」かというと、微妙ですが、世間的にいったら決して悪くない学校と「思われて」います。笑

それで、気になったのは、TVのニュースでインタビューされてた東北大学合格者の答え。

「将来はどんな職業につきたいですか?」という質問に

「定かではないんですけど、○○学部なのでその方面に・・・」と答えていました。

高校生に、将来の夢をはっきりともたせるのも難しいのかもしれませんが、日本の大学生が「大学受験」で力尽き、せっかくの大学生活を遊んで終ってしまうのは、やはりここが違うのだと思います。

将来の夢がなく、とりあえず目の前の大学受験を越えることしか頭にない。

なので、大学合格したらとりあえず「ゴール」。

本当なら、将来の目標に向かって大学受験と就職活動は線でつながっているはずなんです。

それが点なので、さまざまな問題が起こっているのではないでしょうか。

もちろん、方向転換はいつでも出来ますが、日本の子供にはそういう「夢一直線」が少ないような気がしました。

「よい大学に入る」ことが人生の目的ではなく、「自分の目標を達成する」ことが、人生の成功といえるのではないでしょうか?

だから、人生の目標もなく、世間でいう一流大学、一流会社に入ったとしても、本人が満足できなければ、人生の不成功者となってしまうでしょう。

皆さんのお子さんはどうですか?

協力 東京教育研究会 http://www.pinpon.co.jp